ゴムボート選びには素材が重要!CSMやPVCなど主な素材の特徴を解説

ゴムボート選びには素材が重要!

ゴムボートを購入する際に判断材料のひとつとなるのは、ゴムボートに使用されている「素材」です。ゴムボートの性能は、使用されている素材の種類やフロアといわれる床面の種類によって左右されます。

そこで今回は、ゴムボートに使用される素材やフロアの種類ごとの特徴、メリット・デメリットを詳しく解説します。ゴムボートの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

ゴムボートに使用する素材

ゴムボートに使用されている素材には、主に「CSM」と「PVC」の2種類があります。ここでは、種類ごとの特徴やメリット、デメリットを解説します。

CSM

CSMは、ゴム系の素材です。そのため、CSMを重ねた生地で作られたゴムボートは、柔らかく弾力性が高いという特徴があります。冬でも硬くならない素材であるため、収納の際に畳みやすいというメリットがあります。

また、耐久性に優れているという点も、ゴムボートにおいては重要なポイントです。メーカーごとに使用可能年数は異なりますが、一般的には10~15年程度は問題なく使用できます。長く乗り続けたいという方には、CSMで作られたゴムボートがオススメです。

一方で、弾力性が高い分、走りが不安定になりやすいというデメリットもあります。操縦に慣れていない初心者の方には、扱いが難しいかもしれません。また、CSMで作られたボートの種類は限られており、選択肢が少ないというデメリットがあります。

PVC

PVCは、ポリ塩化ビニル系の素材です。PVCを重ねた生地で作られたゴムボートは、弾力性が低い分、剛性が強く安定した走りを実現します。初心者の方でも扱いやすいゴムボートだといえるでしょう。また、CSMと比較すると、価格が低めの素材です。ボートの種類も多くあるため、選ぶ楽しみもあります。

一方で、少し硬めの素材であるため、冬の時期は畳みにくいというデメリットがあります。また、耐久性が低く、使用可能年数も3~10年と短めです。定期的なメンテナンスをしっかりおこなえば、長く使える場合もあります。耐久性にはやや欠けますが、ゴムボートに必要な性能は十分持ち合わせているといえるでしょう。

ゴムボートのフロア

ゴムボートの床面に用いられる「フロア」には、主に3種類あります。

組み立て式フロア

「アルミフロア」や「ウッドフロア」といった組み立て式のフロアは、固めの素材で安定感がある作りです。重量感のある素材で作られているため、スムーズで安定した進行をサポートしてくれます。

3種類のフロアの中ではもっとも剛性が高く、傷つきにくい素材であるといえるでしょう。ただし、組み立て作業の難易度が少し高く、初心者の方は扱いにくいと感じるかもしれません。

ロールアップフロア

ロールアップフロアは、アルミ・ウッドフロアと同様に組み立て式のフロアです。もっとも簡単に組み立てられるフロアであるため、初心者の方にオススメです。軽くてコンパクトに折り畳める作りになっており、持ち運びにも困りません。

ただし、パネルとパネルの間に継ぎ目があり、乗っている際の安定感に欠けるというデメリットがあります。

エアーフロア

エアーフロアは、空気を入れて膨らましてから使用するフロアです。空気で膨らませて使うため、面倒な組み立てが必要ありません。軽くコンパクトに折り畳むことができ、収納や持ち運びがしやすいというメリットがあります。

ただし、アルミやウッドのように固い素材ではないため、ゴムボートに乗った際の安定感に心許なさを感じる方もいるでしょう。また、破れやすく、フロアに刃物を落とすと穴が開いてしまう危険性もあります。

ゴムボートの楽しみ方

ゴムボートの楽しみ方

ゴムボートの魅力は、船舶操縦免許がなくとも運転ができるという点です。子どもでも操縦の仕方や水上でのルールを覚えれば、操縦は可能なのです。ゴムボートの定員は、3~7名と種類ごとに異なりますが、家族でゴムボートレジャーをおこなう際には十分な大きさです。家族みんなでゴムボートに乗ってクルージングに出かければ、いい思い出作りにもなるでしょう。

ゴムボートの定番の楽しみ方は「ボートフィッシング」です。ゴムボートに乗って水上に出れば、陸釣りでは釣れないような大物を狙うこともできます。船舶操縦免許が不要なため、比較的簡単に海釣りに挑戦することができるでしょう。

ただし、水上でのルールやマナーを守らないと、ほかの人の迷惑になってしまいます。事前に予備知識を身に着けて、安全にゴムボートを使用しましょう。

まとめ

「JOYCRAFT」製のゴムボートは、「高圧エアーフロア」を採用しています。一般のゴムボートに使用されるエアーフロアの倍の充気圧により、アルミフロアにも劣らない剛性を実現しています。安定性に不安の見られるエアーフロアですが、「JOYCRAFT」製のエアーフロアなら大人が立っても曲がらないほどの剛性で、安定した乗り心地が保証できます。ゴムボート自体の素材や品質にもこだわりたいという方には、「JOYCRAFT」製のゴムボートは大変オススメです。

「AQUA BLUE 株式会社」では、「JOYCRAFT」製のゴムボートのゴムボートを多数取り扱っております。ゴムボートレジャーや海釣りにチャレンジしたいという方は、ぜひご気軽にご相談ください。