ゴムボートでの釣りは免許が不要？ゴムボート釣りの魅力や危険性を詳しく解説

「海釣りにチャレンジしたいけれど、ハードルが高い」と悩んでいる方は、多くいらっしゃるでしょう。自分で船を運転するためには通常、船舶免許が必要です。実は、「ゴムボート釣り」なら、船舶免許がなくても運転が可能なボートがあるのです。

そこで今回は、ゴムボート釣りの魅力やその危険性、必要な装備を詳しく解説します。ゴムボート釣りに興味のある方・はじめようと考えている方は、ぜひ本記事でゴムボート釣りの基礎知識を身につけましょう。

ゴムボート釣りとは

ゴムボート釣りの危険性

魅力の多いゴムボート釣りですが、予備知識のないまま海や川に出てしまうことは、非常に危険です。ここでは、ゴムボート釣りをおこなう際の危険性について解説します。

転覆の危険性

大きな船とは違い、軽く小さなゴムボートは転覆しやすいという危険性があります。必ずライフジャケットを着用してから、水上に出るようにしましょう。もちろん、ゴムボート釣りに限らず水辺や水上で釣りを楽しむ場合にも、ライフジャケットの着用は欠かせません。

転覆してしまったときに備えて、ゴムボートを正しい位置に戻す方法を身につけたり、オールが流されないようにロープで取り付けておいたりと、事前に対策をしておくと安心です。

遭難の危険性

ゴムボートは、潮や風の流れに弱いという特徴があります。流れが早いとゴムボートが流され、そのまま遭難してしまう危険性があるのです。風の強さや天気の状態は、事前に天気予報などで確認します。強風が予想される日や、潮の流れが早い日は、ゴムボート釣りを控えましょう。また、万が一のときに備えて、必要な装備を一式そろえてからゴムボート釣りをおこなうようにしましょう。

ゴムボート釣りに必要な装備

ゴムボート釣りを楽しむには、たくさんの装備が必要になります。ここでは、ゴムボート釣りにおいて必要な装備を5つ紹介します。

ライフジャケット

ライフジャケットは、ゴムボート釣りに限らず、海辺や海上で釣りをする際には必ず着用してください。実はライフジャケットには、さまざまな種類があります。釣りをする際には、かさばらず動きやすい膨張式タイプがオススメです。

フラッグ

フラッグを立てておくことで、ボートは視認性を上げることができます。ゴムボートはレーダーに映りにくいため、大型船から衝突されてしまう危険性があります。フラッグを立てて大型船からの視認性を上げることで、大型船から衝突される危険を回避することができます。

魚群探知機

ゴムボート釣りを楽しむには、魚群探知機は欠かせません。魚群探知機を使用し、魚の釣れるポイントを見つけていきます。ゴムボートに取り付けられるタイプや携帯しやすいポータブルタイプなど、魚群探知機にもさまざまな種類があります。機能性やコストを考慮しつつ、使いやすい魚群探知機を見つけてみてください。

アンカー

アンカーとは、風の影響で船体が回ったり、船が横波を受けたりすることを防ぐために用いる錨のことを指します。漂流の危険性を回避するためにも、ゴムボート釣りをする際には欠かせない装備です。ポイントに着いたらアンカーを下ろし、ゴムボートを固定してから釣りをはじめましょう。

ホイッスル

釣りとは無縁に思えるホイッスルですが、転覆や遭難といった事故が起こった際に役に立つ装備です。声が届きにくい海上では、ホイッスルを鳴らすことで、存在を知らせることができます。ゴムボート釣りをおこなう際には、安全のために装備するようにしましょう。また、遭難時に発見してもらうためには、発煙筒なども有効です。

まとめ